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整数型変数の出力


説明の続きです。

 

 

<整数型変数の出力>

整数値を出力するときには、10行目に示したように、

と記述します。これは、整数型変数sumの値を出力させるための指示になっています。ここで%dは、「対応する整数の値を表示しなさい」という指定です。

その対応する変数はカンマを1ついれた後に記述します。

※ \nは、その後復帰改行せよという意味。

 

出力させる値は変数である必要はありません。int a,b,c;などと宣言されている場合、

のように計算式(a*b*c、a+b、a/c、a-c)を書くこともできます。

 

<変換文字列>

printfの中で用いれられている「%d」のことを、変換文字列といいます。

それは、厳密にはこのprintfが「対応する値を10進数に変換して出力しろ」という働きをするからです。

変換文字列
意味
%d

 10進法で出力する (整数を扱う場合)

%f

 浮動小数点数として出力する (実数を扱う場合)

とりあえず、いまのところ%d%fの2つが分かれば結構です。次は、実数を扱うプログラムを実習しましょう。

<プログラムの流れ>

フローチャートは、次のようになります。

 

新しい記号が出てきました。ここで確認しましょう。

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