流れ図(フローチャート)とは?

<フローチャートとは>

フローチャート(流れ図とも言います)とは、プログラムの流れを視覚的に捉えるため、図形を用いて描いたものです。プログラムの流れを示すものは、他にもありますが、フローチャートが一番わかりやすいく、一般的なものです。

単純なプログラムではあまり必要にならないかもしれませんが、複雑なプログラムになればなるほど、流れを理解することが大切になってきます。コンパイルができないのに、表示結果がおかしいという時には、フローチャートを書いてみることをお勧めします。


<フローチャートの記号>

この教材のフローチャートで用いられる記号をここでは紹介します。
(記号は、JIS規格で定められたものであり、この他にも様々なものがあります)

記号

意味・役割

画面に文章、数値などを表示させる。
(例:printf("僕はぶきっちょです");)
2章で登場

計算式、代入などの処理を行う。
3章で登場

キーボードからの入力を読み込む。
(例:scanf("%d",&a);)
4章で登場

条件判断
(例:if(x = 5 && y = 2))
5章で登場

ループ端(始まり)
(if文、while文などの際、これを利用する)
6章で登場

ループ端(終わり)
(if文、while文などの際、これを利用する)
6章で登場

ユーザー関数を示す
9章で登場

線を中断して、他の場所に続ける
8章で登場