では、さきほどのプログラムを少し変えて、条件を複数にしてみます。条件は
1個120円のりんごを--10個以上買うならば値段を10%引きにする
--5個以上10個未満買うならば値段を5%引きにする
--そうでなければ値段はそのままにするになります。
<りんご割引きプログラムに必要な部品>
まず、プログラムを作るために必要な部品は次のようになっています。
赤字部分が必要な部品です。(赤字部分は、このまま入力しないように。)
まず青字の部分だけを入力したプログラムを作ってください。
そのあと、赤字部分の部品を自分で作っていって埋めていく形にします。
<条件部分>
まず、
1個120円のりんごを--10個以上買うならば値段を10%引きにする
--5個以上10個未満買うならば値段を5%引きにする
--そうでなければ値段はそのままにするという複数の条件から、条件式とその条件に対する実行文を考えましょう。そのときに、どんな変数を使うのかも考えてみましょう。
また5個以上10個未満という表現に気を付けてください(条件式が2つある場合には、論理演算子を利用します)。
![]()
※上の図は条件が3つある場合のものですが、ここでは条件は2つであることに気を付けましょう。
<りんごの個数の値を入力する部分を作る>
今度も、りんごの個数を入力する部分も作ります。さっきと同じ要領で作ってみましょう。
<変数の型宣言>
変数を扱う場合、変数の型宣言をどうするかも考えてみましょう。さっきと同じ要領です。
<計算した値を出力する>
計算した値を出力する部分も作ります。数値だけでは寂しいので、メッセージも一緒に出力できるようにします。さっきと同じように、「りんご個数分の金額は ? 円です」として下さい。
実行結果が上のようになればOKです(実行ファイル名、プログラム名は自由に付けて構いません)
部品を埋めることができたでしょうか?作ったものが実際にうまく行くか確認してください。うまく実行できたら、解答例で確認してください。