<MS-DOS上の問題対処法>
◆入力中にエラーが出て、止まらなくなってしまった場合(無限ループ)
「control」キーと「c」キーを同時に押すと止まる。
◆「ファイルが見つかりません」のメッセージが出る場合
例)エラー E2194: ファイル 'naiyo.c' が見つからない・まず、ファイルの名前を確認。間違えてた場合、正しい名前を入力し再び確認。
・ディレクトリにファイルがちゃんと存在しているのか「dir」で確認。なかった場合、ソースをディレクトリに入れ、「dir」コマンドで再び確認する。
たいていプログラムの問題箇所が何行目にあるかエラーメッセージで指定してくるので、問題箇所について確認します。例)tuka5.c:17: 不正な文字 ' ' (0x8140)(関数 main )
「プログラム名の後の数字が問題のある行を表わす」
この場合の問題は、全角文字が打ち込まれていたこと。
◆ルールを破っている場合
C言語のルールを破っていないか確認する。「プログラムは英数字(半角文字)で書いてあるか(ただし、コメント文や、出力する日本語の部分は除く)」、「書く順番を間違えている」など。
◆スペルミス(綴り間違い)などの、うっかりミスの場合
変数名、関数名、予約語などのスペルミスがあったり、半角スペースをあけているつもりで、全角スペースを入れていたりすると、うまく動きません。また、「{}」「()」 の対応は合っているのか、最後にセミコロンが「;」が付いてるか、「"」「'」は正しく付いているかを確認します。・「include」「printf」「scanf」・・・・・など、正しい綴りか確認する。
・文の最後の「;」、範囲指定の「{」と「}」、キーボード入力時の「&」、入力・出力時の「%」など、記号の付け忘れがないか確認する。特に、「}」は付け忘れやすい。
◆変数の利用宣言をしていない場合
利用宣言をしないと変数が使えません。
◆変数に違う型のデータを渡そうとしている場合
型がうまく合わない者同士を無理に使おうとすると、不具合が起こります。きちんと型に合わせて利用しているかをチェックしてください。・int、%d、は整数専用。
・float、%f、は実数専用。
◆関数の使い方が間違えている場合
関数の使い方を間違えていないか確認してみて下さい。
◆「空白」によるエラーの場合
「空白を全角スペースで空けてしまっている」
<空白・空行は必ず半角で!>
***プログラムの訂正時の注意点***
※ プログラムの間違いを直し、ファイルを保存し直したら、必ずコンパイルもやり直すこと。そうしないと、実行ファイルも訂正されない。
◆変数に違う型のデータを渡そうとしている場合
型がうまく合わない者同士を使ったときに、エラーメッセージが出ずにコンパイルされてしまうことがよくあります。ただし、型がうまく合っていないので、計算結果の数字がおかしくなって実行されてしまいます。計算結果がおかしい場合、きちんと型に合わせて利用しているかをチェックしてください。・int、%d、は整数専用。
・float、%f、は実数専用。
◆文法上のエラーなどが見つからない場合
文法上のエラーなどが見つからない場合、エラーメッセージは出ずにコンパイルされます。しかし、エラーメッセージが出なくても、実行結果がうまく行かない場合があります。このときは、論理上のミスが考えられます。もう一度、プログラムを考え直してみて下さい。