【 ←前に戻る この章の目次 次に進む→ 】
<説明・実習編>
プログラム作成のルール
まずは、プログラム作成のルールを知ることが大切です。ソースプログラムの記述は、ワープロソフトで文章を作成するのと、ほとんど同じ作業です。ただし、ソースプログラムの記述では、次の点に気を付けて下さい。
(1)文書の代わりに、C言語のルール(C言語の文法)にのっとって、処理手順や命令を記述する。
(2)基本的に、すべて英数字で記述する
(画面に表示するメッセージやコメント文は日本語でもかまわない)※表示するメッセージ、コメント文の説明は、後ほどします。
(3)原則として英数字は半角で小文字を使う
(全角文字、全角スペースなど使ってはいけない)(4)プログラムの上部に書くmain()文の前に、必ずint を付ける。付け忘れると警告文が出ます。以前は省略しても何も警告されなかったのですが、現在の標準設定では警告文が表示されるようになりました。これ以降のテキストは修正されていませんが、main()の前に忘れずにint を付けて、int main()にしてください。
とりあえず、これらのルールを守れば、問題はありません。ただし、ルールを無視すると、エラーメッセージ(間違いを指摘するメッセージ)が出ます。
次に、プログラムの基本型について説明します。