<include文(インクルード文)>
プログラムの最初に「#include」で始まる文がありますが、これは「include文(インクルード文)」と呼ばれる文です。
「include文」は、「<」と「>」とで、囲んで指定したファイル(この場合は「stdio.h」というファイルです)の中身をプログラムの中に取り込む働きをします。「stdio.h」は、Cコンパイラ側で用意されている入出力に関するさまざまな情報が入ったファイルです。入出力に関する情報は、ほとんどのプログラムで利用しますので、「#include<stdio.h>」の1行は、どのプログラムにも入れなければなりません。
はじめのうちは、「include文」とは、プログラムを実行可能な形にするのに必要な部品を組み込むための「決まり文句」のようなものだと思って下さい。