授業の進め方


<授業について>

この授業の内容は、C言語プログラミングの基礎的な学習を目的としています。そのため、学習内容をできるだけ分かりやすくしてありますので、初心者でも気軽に授業が受けられます。

授業はPSI方式でおこない、CD-ROM教材を使って授業を進めることになります。また、学習内容は単元ごとに分かれ、全9章構成になっています。


<PSI方式>

PSIとは、Personalized System of Instruction(個別化教授システム)の略で、具体的には次のような方法でおこないます。

1. 自分のペースで学習を進める

この授業は特定の曜日と時間に時間割が設定されていますが、その時間は通常の一斉授業はしません。受講者は指定された教材に従って、自分のペースで学習を進めていきます。学習は授業時間に限らず、コンピュータ室が空いているときにはいつでも好きな時間にすることができます。

プログラミングを既に学習した経験のある人は、普通よりも速い速度で進むことになりますし、そうでない人はそれよりも遅い進度となります。しかし速度は問題ではありません(ですから「個別化教授システム」と呼ばれるのです)。すべての授業が終わるまでに、全単元をマスターし、中間テスト・最終テストで合格すれば単位を認定します。

2. 完全習得学習(Mastery learning )をチェックしながら進める

自分で教材のひとつの単元を完全にマスターしたと思ったら、通過テストを受けることができます。通過テストは授業時間中に、プロクターと呼ばれる指導員(教員とTA)に申し出れば受けることができます。通過テストで合格すれば次の単元の学習に進むことができます。

プロクターは受講生からの相談や質問を受け付けますので、必要があれば申し出て下さい。そうでないときは学習が順調に進んでいるものと考えて、特に介入しません。はじめの数回のうちに良いペースを作った方が良い結果になるようです。

3. 全単元の完全学習と最終テストで単位を認定する

すべての単元を学習し、全9回の通過テスト及び中間テストに合格すると、最終テストを受ける資格が得られます。その最終テストに合格することによって、単位が認定されます。

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