C言語プログラミング入門
総合演習1-B


肥満度を計算する方法の1つとしてBMIというものが提案されている。BMIの計算方法は次の通りである。
   BMI = 体重(kg) ÷ (身長(m)の2乗) (身長はメートル単位であることに注意)
この式は、C言語では次のように書ける。
   bmi = taiju / shincho / shincho (bmi, taiju, shinchoすべてfloatで宣言すること)

以上を理解した上で、下に示す問題1から問題5までを順番に解いて、プログラムを完成しなさい。


問題1

右図のように、身長と体重を入力して、BMIを表示するプログラムを作りなさい。BMIの値は小数点以下1桁で。(下線部は入力。以下同じ)
身長をメートルで入力:1.68
体重をキロで入力:77
あなたのBMIは 27.3 です。
問題2

問題1のプログラムを改良して、右図のように身長をセンチメートルで入力できるようにしなさい。
身長をセンチメートルで入力:168
体重をキロで入力:77
あなたのBMIは 27.3 です。
 
問題3

BMIが25以上30未満で「肥満度1」、30以上35未満で「肥満度2」、35以上40未満で「肥満度3」、40以上で「肥満度4」と表示するようにしなさい。右図は一例。
身長をセンチメートルで入力:168
体重をキロで入力:85
あなたのBMIは 30.1 です。
肥満度2
問題4

さらに、BMIが25よりも大きいときは「★高血圧の発症率が2倍になります」、27よりも大きいときは「★糖尿病の発症率が2倍になります」、29よりも大きいときは「★高コレステロール血症の発症率が2倍になります」と表示するようにしなさい。右図は一例。
身長をセンチメートルで入力:168
体重をキロで入力:85
あなたのBMIは 30.1 です。
肥満度2
★高血圧の発症率が2倍になります
★糖尿病の発症率が2倍になります
★高コレステロール血症の発症率が2倍になります
 
問題5

問題4のプログラムを生かして、whileを使った繰り返しプログラムにしなさい。BMIと警告文(…2倍になります)の出力のあとに、「■続けるときは1、終わるときは0を入れる」と出力して、1か0を入力させて、それに従う。右図は一例。
身長をセンチメートルで入力:168
体重をキロで入力:77
あなたのBMIは 27.3 です。
肥満度1
★高血圧の発症率が2倍になります
★糖尿病の発症率が2倍になります
■続けるときは1、終わるときは0を入れる:1
身長をセンチメートルで入力:159